もう「プロレス」という括りで報道して欲しくないんですよね。
そりゃ、彼らも、真剣に稽古をしているんでしょうけどね。「演劇」の稽古を。

そんなのがパッと出てバーっと報道されたら、地道にやってる「プロレスラー」に失礼でしょう。
それをプロレスに関係ない人たちがやってるならまだしも、そうじゃないでしょう。
なんか間違ってないかなぁ。

佐々木選手が武道館大会後のコメントでこう言ってました。
「今、プロレス界の流れが色んな方向に行っちゃってる。
それを批判するつもりはないけれども、
今、俺達はアジアタッグのベルトを巻いてますね。
でもそのね、歴史はモチロン、その凄さがね、もうバシバシね、体に来るんですよ。
そして、今日の相手、小橋建太。
ああいう試合ができるんだったら、俺はプロレスラーになって良かったと思います。
本来の純粋なプロレス。
力道山という立派なレスラーが、先輩達がいました。
それをね、おれは今日みたいな試合ができるんだったら、
それを何かね、やり遂げてみたいなと思いますね。
本来のプロレスの凄さ、厳しさ、楽しさ、素晴らしさ。
そして、それに生まれてくる興奮、感動。
今日みたいに素晴らしいレスラー達がいるんだったら、
俺は本来のプロレスが皆さんの前に帰ってくると、俺は信じたいです。
そして、昔からプロレスを見てくれてる人たち、
そういう人たちに忘れかけていた情熱、感動とかをもう1回、
俺は感じてくれるようなプロレスをね、目指してみたいと思います」

(以上、格闘魂から抜粋)

これはハッスルに対して、遠まわしに言及しているんじゃないかなぁ。
それから、ゼロワンMAXの中村代表がNOAHのグッツ売り場に来ていたみたいなんですが、
ブログにその意味が語られてました。

「プロレスとは何か?私にとって永遠のテーマなのかもしれませんが選手・スタッフが今出来ることを一生懸命やりとげるそれをファンが後押しするそんなノア武道館大会でした。
今非常に複雑な心境ではありますが目の前にある現実をしっかり受け止めて一歩一歩歩んでいきたいと思います。」

ゼロワンMAXのブログから抜粋)

「複雑な心境」とはハッスルに携わっている立場としてるんじゃないかなぁ。

正直、そのハッスルの中に、川田選手がいるというのも、未だに納得いかないんですけどね。
何のためにあの時全日に残ったんですかね。
胸を張って、馬場さんに、力道山さんに、ハッスルでの活動を報告できるんでしょうか。