今日はドラクエ界の歴史について 3人に説明してもらうことにしました。 ドラクエを知らない人にも分かるように のんびり行ってもらおうかと思います。 |
その昔、わたしたちが生まれるずっとずっと前に、アレフガルド大陸が 大魔王ゾーマによって闇で覆われたことがあったの。 その時に、この大陸を作ったといわれる精霊ルビスさまも 石像にされて封じられてしまったと言われているわ。 そしてアレフガルドはずっと夜のまま 日が昇ることが無い国になった。 |
※ネタバレなので伏せますが →これがドラクエ3の話です。← |
今は夜が無い国だけどね。 |
※ドラクエ1と2の世界はずっと昼のままです。 多分その当時開発側には昼夜移り変わりと言う概念が なかったものと思われます。 |
しっ、それは言ってはいけないことになってるの。 わたしたちが外を歩く時は決まって昼だけれど 多分知らないところで夜が来ていることになっているのよ。 |
あ、そうなの、ごめんね。 |
草木は枯れ、土地は痩せ、人々は 勇者の到来を願った。 そんな時にどこからともなく勇者がきて ルビス様を救い、光の玉でゾーマの魔力を封じて ゾーマを倒したの。 そしてアレフガルドは再び光を取り戻したと言われているわ。 |
その勇者が後にロトと呼ばれるようになった。 これが勇者ロトの伝説ね。 この世界に住んでいるものなら誰でも知っている伝説だけれど ロトについては謎に包まれた部分がとても多いの。 どこから来たか、世界に平和をもたらしたあとどこに行ったか 極端な話、性別も謎のままとされているわ。 |
ミステリアスだよね。 |
ええ、きっとかっこいい素敵な男性だったに決まっているわ。 |
…なぜ決まってるんだ? |
わたしがそう決めたからよ。 |
あ、そ。 |
それからまた長い月日が経ち アレフガルドの平和はまた乱された。 今度は竜王というものが、ラダトームの城から光の玉を奪い さらにローラ姫をさらったの。 |
何故人間の姫をさらうんだ? 竜王の考えることもよくわからないな。 |
ま、それが悪者の悪者たる所以じゃない? それを言ってしまえば、ハーゴンの考えることもわからないし。 |
そしてロトの子孫である勇者がどこからか現れて ローラ姫を洞窟から救い出して 竜王を倒したんだよね。 |
※これがドラクエ1の話です。 |
ええ、ただそこら辺の話には諸説あって 姫を助け出したあとにまっすぐ城に戻らず町でイチャイチャしてたとか お姫様抱っこのまま竜王の城までつれて行ったとか 実際には姫を助けずに竜王だけ倒したとか さまざまな伝説があるのよね。 |
…町でイチャイチャ… (宿屋に泊まって「昨晩はずいぶんお楽しみでしたね」なんて 言われたりしたんだろうか…) |
あら?カイ、顔が赤いけど 何かいやらしいことでも想像した? |
…別に。(ぷいっ) |
と、ともかく! ロトの勇者は竜王の「世界を半分やろう」の脅しにも屈することなく 竜王を倒してアレフガルドに平和をもたらしたあと ローラ姫を連れて外の大陸へと旅立ったんだ。 えらいよねー、かっこいいよねー。 |
世界の半分が「男の世界」とか「夜だけの世界」とか「地底」とかなら あまりにも悲しくて目も当てられないわよね。 そんなの別に欲しくないでしょうし。 半分の基準ってどこにあるのかしら。 |
さあな。 しかし…王様も災難だよな。 せっかく竜王から助け出された姫が 今度はどこの馬の骨とも知らない若者について 国を出てっちゃったんだろ? |
馬の骨って…ロトの勇者に向かって…。 |
ま、どの世界でも親父は娘に甘いものだから。 「わたしはこの方と行きます!」なんて言われちゃえば 王様も嫌だとは言えなかったんじゃない? |
さすがお姫様の言うことは不思議に説得力があるな。 |
そして、ロトの勇者とローラ姫が辿りついたのが ぼくたちが生まれ育った大陸で 彼らがローレシア、サマルトリア、ムーンブルクの国を作り ぼくたちのご先祖様になったってわけだよね。 |
ええそうね。 わたしとしてはムーンブルクだけ何故あんな僻地に建てたのか 理解に苦しむんだけど。 ローレシアとサマルトリアは近くて便利よね。 |
まぁきっと何か考えがあってのことじゃないの? あまり近くにこちゃっと固まっても、ねぇ。 |
…それもそうだな。 |
ってわけで、ドラクエ界の歴史はこのくらいにします。 第2回の開催予定は未定となっております。 お疲れさまでした。 |